012.卒業生が半減…「実習採用」だけでは限界?これからの園に必要な“育成型採用”とは

保育業界の採用に、大きな地殻変動が起きています。

これまでの主流は、養成校からの新卒採用でした。実習を通じてお互いの相性を見極め、そのまま就職につなげるルートは、コストを抑えつつミスマッチも防げる理想的な形でした。しかし今、その前提が崩れつつあります。

少子化の影響で、保育士を育てる短期大学や女子大の募集停止・共学化が全国で相次いでいます。ピーク時に4万人を超えていた卒業生数は今や2万人台まで減少し、定員割れによる学生の質的な変化に悩む現場の声も増えています。

「待っていれば実習生が来る」時代は終わりました。

そこで今、注目したいのが「国家試験ルート」の強化です。現場で働く無資格の保育補助の方々が、働きながら資格を取得できるよう園がサポートする仕組みです。「学校を出ていないとプロじゃない」という固定観念を捨て、子育て経験者など多様な人材を迎え入れ、園全体でプロを育てていく。この「育成型採用」へのシフトこそが、深刻な人手不足を乗り越える鍵です。

今回は、採用の構造変化と、これからの園に求められる具体的な戦略をお伝えします。

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011.「認可外=質が低い」は本当か?認可・認可外の歴史と、本当に良い園の見極め方

「認可外は質が低い」「事故のリスクが高い」。保護者からよく聞くこの声ですが、それは一概には言えません。

歴史を紐解けば、認可園が対応しきれなかった0〜2歳児の受け皿として、共働き世帯を現場で支え続けてきたのは民間の認可外施設でした。また、あえて認可を受けない道を選ぶ園も存在します。国の厳格なルールに縛られず、独自の教育哲学や自由な保育を追求するために、補助金に頼らず自立した運営を行うプロフェッショナルな園です。

かつて専業主婦が当たり前だった時代から、共働きがスタンダードになった今、保育の役割は劇的に変化しています。園は単に「子どもを預ける場所」ではありません。少子化が進み「選ばれる努力」が求められる時代だからこそ、認可・認可外という枠組みを超えて、その園がどのような志を持ち、子どもの主体性をどう育もうとしているのか。その本質を見極めることが重要です。

制度の裏側にある真実を知ることで、保護者は納得のいく園選びができ、園側は自分たちの強みを改めて言語化するきっかけにもなります。今回は、その両方の視点からヒントをお伝えします。

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010.「待機児童ゼロ」の裏で何が起きているのか?松戸市の取り組み

「待機児童はほぼ解消された」。そんなニュースを見て、安心していませんか?

実はカウント方法の変更により、数字上は減っていても、実際には預け先に困っている家庭が存在します。希望の園に入れなかった場合や遠方の園を断った場合は、「待機児童」には含まれないのが現実です。

こうした”場所の偏り”を解消する取り組みとして注目されているのが、松戸市の「送迎ステーション」です。

今回は制度の裏側にある実態とともに、これからの保育インフラのあり方と具体的なヒントをお伝えします。

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009.園バスは必要か?1時間送迎の裏にある保育業界の現実

「幼稚園はバス、保育園は徒歩」。そんなイメージは、もう変わりつつあります。

車社会の地域では自家用車送迎が主流になり、園バスの役割は大きく揺らいでいます。

一方でバスを維持する園では、運転手不足や安全管理の負担に加え、少子化の影響で送迎時間が1時間を超えるケースも出ています。

園バスを続けるべきか、それとも見直すべきか。

今回は現場のリアルをもとに、これからの園運営における判断のヒントをお伝えします。

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008.「保育園に特色はない」は思い込み?選ばれる園の共通点

「保育園には特色がない」。そう思っていませんか?

それは大きな思い込みかもしれません。

幼稚園のように分かりやすいプログラムは少ないものの、子どもの主体性を大切にした独自の保育を実践している園は数多く存在します。

これからの時代、園が選ばれるかどうかを分ける最大の要素は「人(先生)」です。

今回は幼稚園との構造的な違いを整理しながら、選ばれる園に共通する考え方と、すぐに活かせるヒントをお伝えします。

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007.人手不足でも受け入れるべきか?こども誰でも通園制度の経営判断

4月から本格始動した「こども誰でも通園制度」。人手不足の中で「本当に受け入れるべきか」と悩む園も多いのではないでしょうか。

結論から言えば、経営視点では挑戦する価値があります。

月10時間という短時間利用では子どもが園に慣れにくく、現場の負担が大きいのは事実です。それでもこの制度を通じて地域との接点を増やし、「選ばれる園」になることは、将来の園児確保につながります。

今回は制度の現実的な課題を整理しながら、受け入れるかどうかを判断するための視点と考え方をお伝えします。

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006.【番外編】釣りを始めて2年、まだAmazonを眺めてる男の話

今回はいつもの保育の話を少しお休みして、私のプライベートをお話しします。

「趣味は何ですか?」と聞かれることがありますが、正直に言うと仕事が趣味です。
2年前から「釣りを始めよう」と思いながら、いまだにAmazonで道具を眺めているだけという状態が続いています。

また、お酒好きの私がたどり着いた、いわゆる『お酒は幸せの前借り』という持論。
さらに、中国出張での採用エピソードなど、普段は語らない裏話もご紹介。

いつもとは少し違う息抜き回として、気軽に楽しんでいただければ嬉しいです。

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005.潜在保育士110万人は“幻想”だった?保育士不足の本当の理由

保育士資格を持ちながら現場で働いていない「潜在保育士」は、全国に約110万人いると言われています。
「この人たちが戻れば、人手不足は解決するのでは?」と思われがちです。

しかし実際には、その多くがすでに他業界で働いていたり、復職が難しい状況にあります。
単純に“掘り起こせばいい”という話ではありません。

今回の配信では、潜在保育士の内訳をもとに、なぜ人材が戻らないのか、そして本当に向き合うべき課題は何かを解説します。

保育士の価値をどう再定義するのか。
現場のリアルと、これからの採用の考え方についてお話しします。

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004.76年ぶり改正で何が変わる?保育士不足の本当の理由

「保育士って、本当に足りないの?」
この疑問に、現場のリアルな数字をもとにお答えします。

1歳児6人を1人で見るという厳しい配置基準のもと、現場は補助者や支援員に支えられながら、ギリギリで運営されてきました。
そしてこの基準が、76年ぶりに見直しされます。

さらに、保育士の活躍の場は広がる一方で、養成校の卒業生数は減少しています。
「待っていれば採用できる時代」は、すでに終わりました。

今回の配信では、制度変更の背景とともに、採用がうまくいく園とそうでない園の違い、そして今すぐ取るべき具体的な考え方をお伝えします。

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003.「こども誰でも通園制度」4月始動!人手不足の園が今すぐできる対策とは

4月から本格始動する「こども誰でも通園制度」。
親の就労状況を問わず利用できる、新しい仕組みとして注目されています。

一方で、人手不足が続く現場からは
「受け入れたくても受け入れられない」という切実な声も上がっています。

この制度を“重荷”として受け身で対応するのか、それとも将来の園児確保や地域活性化につながる“チャンス”として活かすのか。

今回の配信では、理想と現実のギャップを踏まえながら、今すぐ現場で実践できる考え方と対策を具体的にお話しします。

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