地方の保育士不足が、深刻さを増しています。
かつて都市部の問題だった保育士不足は、今や地方こそが深刻です。
養成校がなく若者が流出する一方、現場を支えてきた先生方は高齢化し、腰痛などで続けたくても続けられないという切実な声が相次いでいます。
先日のビジネスピッチの懇親会で、人口300人足らずの村の村長とお会いしました。
「人は足りている」とのことでしたが、実態は域外から高いコストをかけて人を呼んでおり、定住にはつながっていない状況でした。
そこで話が盛り上がったのが、村に住む「大島さん」を保育士に育てるという、非常に具体的なアイデアです。
この仕組みには「企業誘致」と同じ経済効果があります。
地域の人が保育士資格を取得することで所得が上がり、国から給与補填も入る。
外から人を呼ぶより、地元の人材を育てるほうが、定住にも地域経済の活性化にもつながります。しかも公立園でも導入できるため、予算や体制に制約がある自治体ほど効果を発揮しやすいモデルです。
「予算も人手もない」と諦める前に、まず地域の中を見渡してほしい。
地元の人を保育士に育てる仕組みが、地方の保育を救う鍵になる。
その具体的な可能性を今回お伝えします。
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